2019年12月の記事一覧
皆様良い年をお迎えください。
年の瀬も迫り、令和元年も残すところあと二日です。大掃除をはじめお正月を迎える準備にお忙しいことと思います。
地域の皆様、保護者の皆様のおかげで和光高校も無事に1年が終わろうとしています。皆様の支えに感謝申し上げます。
昨今、働き方の問題がクローズアップされ、お正月をお休みにするお店も増えてきました。しかしながら、われわれの生活は「便利さ」に慣れてしまい、「利便性」が生活の「権利」と勘違いをしてしまって、「不便さ」が怒りの感情やトラブルを招いてしまういるようにも思います。
このお正月が、生徒達にも自分の生活を振り返えり、見直す契機としてもらいたいものです。
皆様、良い年をお迎えください。
2学期終業式実施
今日で2学期が終わりました。学校運営にあたり、保護者の皆様、地域の皆様、ご協力ありがとうございました。
終業式に先立ち、生徒会認証式と表彰式を実施しました。生徒会認証式では会長をはじめ14名の生徒会本部役員を認証し新たな生徒会がスタートしました。活躍を期待しています。
また、表彰式では、
第61回全国書道展 大賞1名・推薦2名 救急車適正利用啓発ポスター 優秀賞
和光市青少年育成作文 入選3名 強歩大会男子3位入賞者 の表彰を実施しました。よく頑張りました。
続いて行われた終業式での講話要旨は次の通りです。
〇生徒会企画「食堂の方に感謝の意を表す会」の開催と募金のお礼
〇2学期を振り返って(文化祭・体育祭・強歩大会・進路活動・就業体験・その他)
〇2学期の成績等についての激励と叱咤
〇ラグビーワールドカップに思うこと
・様々な国の人々が来日しグローバル化が本当に進んでいるという実感
・ラグビーが掲げる「品位・情熱・結束・規律・尊重」という基本原則が具現化されていたこと
・各国の代表が試合後に1列に並んで日本式のお辞儀をして感謝の気持ちを示したこと
・日本代表チームの選手の国籍は様々で31人中15人が外国籍ですが、並々ならぬ決意で日本代表を務めたこと
・台風19号の影響で日本対スコットランドの試合の開催が危ぶまれまれたときに、日本の組織委員会が行ったことに対する記事
・日本の「おもてなし」の在り方について
・来年の東京オリンピックパラリンピック開催に向けて
生と性の講演会~ダイヤモンド☆ユカイさんによる講演
「生と性の講演会」は毎年実施しているものです。本校では単なる性教育で終わることがなく、そこには、生きる生、生まれる生、生命の生が伴い、自分の生き方や、新たな生命について考えてもらう契機となるような講演を計画しています。
今年はテレビなどのメディアでも活躍されているダイヤモンドユカイさんを迎えてお話を頂きました。「埼玉県こうのとり大使」のダイヤモンド☆ユカイさんは不妊治療の普及活動をライフワークの一つとされていて、埼玉県健康長寿課と連携して講演をされています。「妊娠」「出産」「不妊」などに関しての正しい知識を身に付けさせ、自らのライフプランを考させるお話でした。
最後に歌のプレゼントもいただきました。
「食堂の方々に感謝を表す会」実施しました
生徒会の発案で、食堂の皆さんに感謝を伝えるプロジェクトを実施しました。日頃、胃袋を満たしていただいていることにありがとうと伝えたいということで、生徒会が全生徒に呼びかけ、募金を募りました。
本校の食堂は、数が出そうもない日でも、営業してくださり、採算度外視で、生徒たちに毎日美味しいものをつくっていただいています。本当に生徒も教員も満足しています。
そのような中、生徒が自発的に動き出しました。この企画を聞いたとき、嬉しい気持ちと同時に食堂の皆さんが生徒たちに親しまれていることを感じました。
会は大成功でした。予想以上に募金もあつまり、食堂の方々も非常に喜んでくれたようです。今後とも美味しい昼ご飯をよろしくお願いします。
「和」~本校の今年の漢字
期末考査も終わり令和元年もあと僅かとなりました。
今年の流行語大賞は「ONETEAM」でした。ラグビーワールドカップの盛り上がりが思い返されます。また、今年の漢字は「令」に決まりました。令和の「令」、昨年の「災」という負のイメージだったのに対して未来感があっていいかもしれません。令和の「和」、和光の「和」でもよかったですね。
私たちの学校では平和の「和」ワンチームの「和」、調和の「和」、力をあわせる足し算の「和」、日本の「和」、そして和光の「和」にします。
午王山ボランティア実施
本日で考査も終わりです。まだ、課題等が残っている生徒には引き続き頑張ってもらいたいところです。
今日は恒例の午王山保全活動のボランティアを実施しました。本校の脇にある里山の午王山は、今、国の史跡登録を目指しているそうです。このボランティアは長期間続いています。昨年は、この活動を通じて、「彩の国ふれあい賞」を頂きました。
今日は暖かく天候にも恵まれ、午王山の会の皆様と一緒に、落ち葉回収、雑草刈、清掃など汗をかきながら行ってきました。今回は、生徒会・地学部・生物部を中心に総勢50名程度が参加、生徒達も楽しそうに活動を行っていました。
防災拠点活用塾実施
本校は県の指定の防災拠点となっています。県立学校が全部で38校が指定されているのですが、その設備を地域の方と確認するということで、数年に一度実施されています。
本校は、避難場所として活用される体育館、合宿所、格技場、の他、備蓄庫、太陽光発電、太陽熱給湯設備、耐震性貯水槽、雨水貯水槽、汚水貯留槽、非常用発電装置などがあります。
しかし、質疑の中で、設備の多くが一階や地下にあり、今年のような水害等の時には使えないのではないかという話題になりました。15年以上前の設備であり、地震を想定していたものであるため今後、急いで対応しないといけないのではないかという話になりました。
PISAの結果に思う
考査3日目の朝です。生徒たちには万全の準備で考査を迎えて欲しいものです。
さて、先日PISA2018の結果が発表され、日本の子供たちの読解力が下がったと新聞紙上をにぎわしています。「日本の生徒の正答率が低かった問題には、テキストから情報を探り出す問題やテキストの質と信憑性を評価する問題などがあった。」「日本の生徒は、自分の考えを他者に伝わりように根拠を示して説明することに依然として課題がある。」とされました。
日本の生徒はICTなどテクノロジーを活用しているが授業での活用時間が短く学校外ではチャットやゲームに偏っていると指摘されています。
ラインやツイッターでは、単語を並べ、感情はスタンプで表現する。文として構造的に意見や感情を示す機会が減っています。また、読書には肯定的な見解を持っているが、新聞を月に数回読む生徒は21.5%、読書の頻度は減少傾向でそれも漫画やフィクションが高い割合を占めていると言います。
英語の力を伸ばす必要性がうたわれていますが、日本語で意見をまとめ伝える技術の伸長が喫緊の課題であるように感じます。
2学期の授業終了!校舎には勉強している姿がありました。
本日で2学期の授業は終了しました。来週は、期末考査を迎えます。
放課後の教室には、補習に参加している生徒、自分で勉強している生徒、課題に取り組んでいる生徒の姿が沢山ありました。
「いつかは頑張る」と思っている人にその「いつか」は永遠に来ないのでしょう。3学期に苦労を残すのか?それとも「今」頑張って後のプレッシャーを取り除くのか?
「苦労」や「障害」を乗り越えてこそそこに「創造性」が生まれるのだと思います。