校長室日記

図書委員会「おすすめの一冊」刊行

図書委員会が、毎年、制作している「おすすめの一冊」が完成しました。各教室に置いてあります。先生や友達がどんな本を読んでいるのか、参考にして読書をしてみてください。私は、小松成美さんの「なぜあの時あきらめなかったのか」(PHP新書)を紹介しました。

また、この冊子の巻頭言に次のように書きましたので紹介します。
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 ある調査によると、昨年度は、50.4%の高校生が月に1冊も読書をしなかったという結果でした。ひと月、半分の高校生が全く読書をしていないという結果には驚きです。
 電車に乗ると、老若男女8割の人がスマホを片手に持って画面に向かっています。音楽を聞きながら、LINEを送信したら、ゲームに切り替え、次はネット販売の物色・・・。次から次へと作業を移動する。最近は電車の中で文庫本を片手に活字を目で追っている姿は、ほとんど見られなくなりました。
 高校生の時にできるだけ多くの本を読むことを勧めます。そこから、自分の興味関心の範囲が広がるかもしれません。読書によって思考力や表現力も高まります、作者の体験を追うこともできます、多角的な考え方に触れることもできます。
 本校の図書委員会は、毎年、「おすすめの一冊」を発刊しています。先生方や図書委員の生徒たちが是非、広く読んでもらいたい本を紹介するものです。読書は億劫だあ、面倒だあと思わないで、まずは気になる本を手に取ってみよう。
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