校長室日記

強歩大会、無事終了

11月22日、天候が心配されましたが、ランニングにはちょうど良い気候となり、第27回強歩大会が、荒川の土手で実施されました。
今年は、時間制限を少し厳しめに変更しました。その結果、メリハリのある大会になったと思います。上位でゴールしてきた生徒は、息を切らし、全力を出し切った様子が感じられました。苦しいことを乗り越えることで身につくものが必ずあります。よく頑張ったと思います。
男子は、3年5組のカバリェロ パブロ亮 君が3連覇、女子では2年5組の大澤 桜さんが優勝しました。また、クラス対抗では、1位3年1組、2位1年3組、3位1年7組という結果でした。(クラス全員の順位を平均したものによる成績)
  

また、PTA後援会の皆様には、寒い中、たくさんの方にお集まりいただき、給水活動を行っていただきました。生徒たちも、苦しい時の水がおいしく感じたことでしょう。ありがとうございました。


また、開会式のあいさつでは、次のような話をしました。
〇少し曇り空で、肌寒いですが、でも走る皆さんにとっては、ベストコンディションではないでしょうか。
〇さて、この強歩大会も第27回を迎えました。伝統ある行事です。
強歩大会の目的には次のように書いてありました。
(1)日頃の授業の成果を発表するとともに、体力の向上を図る。
(2)自己の健康・安全に留意し、運動の楽しさ、喜びを味わうことができるようにする。
簡単に言うと、
健康な体を作るとともに、運動を通じて、粘り強く逞しい精神力、チャレンジする心を育て、運動する喜びを感じることだと解釈しています。
〇確かに、とかく、人は楽をしたがります。しかし、楽ばかりしていては、育たない能力があります。体育の授業では、ここ1ヶ月間にわたり、Bコースのランニングを行ってきました。君たちは良く走りました。その実績を自信として、今日は、頑張ってください。
〇最近は、ランニングブームです。週末の朝夕には、おじさんおばさんたちがランニングする姿を見かけます。健康管理という面でも走ることは手っ取り早い運動です。走ることが「辛さ」を超えて「楽しく」なるといいと思っています。でも走っているときは辛いです。それぞれのベストを尽くして下さい。健闘を祈ります。