校長室日記

「ゲーム障害」が新依存症に認定

新聞によりますと世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を依存症の一つに正式に認定したという記事が新聞に掲載されていました。賛否両論あるなかではあるが、日本では中高生の7人に1人が病的なネット依存と疑われているそうです。

内閣府の2018年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果が発表されました。インターネットの利用率は急速に増え続けています。10~17歳では93.2%、0~9歳児でも56.9%がネットを利用しているそうです。時代柄、仕方ないことだとは思いますが、使い方が今後大切になってくるのではないかと思います。
ちなみに、この調査によると、高校生の利用内容は、
コミュニケーション(SNS)89.7%、音楽80.6%、動画87.4%、ゲーム74.6%、情報検索69.7%、で、ニュース44.9%、電子書籍18.0%、勉強学習48.4%よりも格段、娯楽に利用している割合が高くなっています。
また、高校生の利用時間は、
1時間未満:3.0%、1~2時間:12.3%、2~3時間:20.8%、3~4時間:22.4%、4~5時間:16.2%、5時間以上:23.2%で、平均はなんと217.2分。3時間半もの時間を一日スマホやゲームなどネットを利用しているということです。平日2時間以上利用している高校生は82.6%。

使用時間については、「平日30分、休日60分」というガイドラインを策定したそうですが、現状ははるかに基準を超えているという実態があるようです。

本気になって対策をしないといけない時期を迎えていると感じました。