校長室日記

読書のすすめ

OECDの「生徒の学習到達度調査2018年(PISA2018)」で日本の生徒の読解力が下がったと報じられました。日本の生徒は問題の形式に馴染んでいないということも言われていますが、「正確に情報を理解し、取捨選択し、自分の意見として表現する」力はいまの子供たちには課題があると思います。

始業式の講話の中でも読書の意味について触れました。読書にしても勉強にしても、知識を広げることということは、自分では持ちえない「経験」「時間」持てるということです。そこから、自分の興味関心の範囲が広がるかもしれません。読書によって思考力や表現力も高まります。

経営学者ピータードラッカーは、次のような言葉を残しています。
「21世紀に重要視される唯一のスキルは、新しいものを学ぶスキルである。それ以外は、すべて時間とともに廃れていく」「教養人とは勉強し続ける人間」