校長室日記

始業式実施

平成31年度の始業式を実施しました。
春休み中の生徒の事故等の報告もなく、無事にスタートが切れたのは何よりです。
新3年生、新2年生が出席番号の前後を確認しながら新クラスで整列。
まずは、着任式、転出された先生を紹介した後、着任された先生方に登壇してもらい紹介しました。今年度は、教頭先生をはじめ16名の先生が着任しました。
新しく来られた先生方には、早く本校に慣れて頂き、お力を存分にご発揮頂きたいと思います。

私語もなく厳粛な始業式ができました。

始業式では、次のような話をしました。要旨です。

〇進級、おめでとうございます。今日から、また新しい年度・学年が始まります。新2年生は、勉強でも、部活動でも、本気になって取り組める一年間です。新3年生は、高校生時代の、まとめの年であり、更に、卒業後の進路開拓を行う、とても大切な一年間です。年度の初めです。この一年間を、どのような一年間にしたいのか、または、どのように過ごしたいのか、よく考えてそれぞれの目標を立ててください。例えば、遅刻を絶対にしない とか、授業中に寝ない、だとか。何でもいいです。そして、小さい目標を積み重ねていきましょう。
先週、新しい元号「令和」が発表されました。科学技術の発展や国際情勢の変化に伴い、世界は大きな転換期を迎えています。めまぐるしく変革に対応する順応力はもちろん大切になりますが、同時にだからこそ、次の時代に引き継いでいかなければならないものもたくさんあります。「令和」という元号は、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育ち、皆がそれぞれの花を咲かせ活躍する」という意味が込められているそうです。皆さんは、「令和」という新しい時代を担う人材として、自分の未来を切り開いていってください。
「残念ながら失敗するのが嫌だからといってチャレンジしない、目の前の壁を乗り越えようとしないで避けて通ることを選んでいる人がいます。やってみることが尊いことであって、できないことや失敗することは恥ずかしいことでも情けないことでもありません。「やらない後悔よりやった経験」、この姿勢が、君たちの今後の人生を変えてくれると信じています。
〇先月のイチロー選手が引退しました。あれだけ偉大な業績を残しながら、その記録に満足したり、また、それを自慢したりする姿勢は全く感じられない選手でした。毎日の練習やルーティンを大切にして万全の準備で試合に臨む、それを継続できることが一流だと思います。引退の記者会見の時、次のような話をしていました。少し長く引用します。
 「外国人になったことで人の心を慮ったり、痛みが分かったり、今までなかった自分が現れた。体験しないと、自分の中からは生まれないので、苦しんだことは多々あったが、その体験は未来の自分にとって大きな支えになると今は思う。だから、つらいことしんどいことから逃げ出したいと思うことは当然だと思うが、元気な時、エネルギーのある時にそれに向かっていくのは大事なことである。成功すると思うからやってみたい、失敗すると思うから行わないという判断基準では後悔を生む。やってみたいなら挑戦すればいい。」さらに、「人よりも頑張るなんてことはとてもできない。あくまでも「量り」は自分の中にある。自分の限界をちょっと超えていく。少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけないと思っている。地道に進むしかない。ある時は後退しかしない時もあるので、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でも、それは正解とは限らない。間違ったことを続けているかもしれない。遠回りをすることで、本当の自分に出会えると思っている。」と。
何かやらなくてはならないときに、私たちは、準備を重ね、確かめ、冷静に努力をします。ただし、どんなに努力してもできるかどうか分からないこともたくさんあります。ただ、「できない」とあきらめる前に「この方法ではできない」「いまはまだできない」と考えること大切なんだと思います。それが「希望を持つ」ということです。
年度初めの確認
 1 「挨拶をする」 コミュニケーションはあいさつからです
 2 「感謝の気持ちを忘れない」人への感謝と、物を大切にするという物への感謝
 3 「時間を守る」
そして、「やらない後悔よりやった経験」です。