校長室日記
和光吹奏楽フェスティバルに吹奏楽部参加
毎年恒例の和光市サンアゼリア主催の「吹奏楽フェスティバル・第8回ニューイヤーコンサート」に本校の吹奏楽部が参加しました。
この企画には本校の吹奏楽部が、開始当初より携わっています。和光市内の3つの中学校と1つの小学校、そして和光国際と和光高校、和光市吹奏楽団が今年は参加し、陸上自衛隊東部方面音楽隊と共演させていただきました。
第1部は自衛隊の演奏、第2部から吹奏楽部は登場しました。本校の吹奏楽部も人数が少し増え、「アラジンメドレー」ではソロもさせていただいていました。
大きな舞台に立つことはもちろんですが、自衛隊音楽隊との合同練習を通じて指導をいただいくことも部員には大きな経験になったと思います。
総合教育センター派遣授業研究会実施しました。好評でした!
昨日(1/17金)に総合教育センターからお二人の指導主事をお迎えして派遣授業研究会を実施しました。
授業を参観していただいて、授業改善に取り組むことを目的にしたものです。今回は数学と体育の授業を中心に普段通りの授業を見ていただきました。
お二人の指導主事から各授業の良かった点や、改善点などを指摘していただきました。
「生徒たちは一生懸命授業に取り組んでいて、学ぶ意欲が感じられた」という感想を頂き高評価でした。
1年職業体験授業実施
1年生はまだ、職業について知識があまり持っていなくて自分の就きたい仕事のイメージが湧いていない様子です。
本校では、1年生を対象に2回に分けて職業について学ぶ機会を設けています。今日はその1回目。
・直接人を助ける仕事①(福祉・介護・医療・カウンセラーなど)
・直接人を助ける仕事②(警察官・消防官・公務員など)
・子どもや保護者を助ける仕事(保育・幼児教育・教育関係など)
・自然や動物を助ける仕事(動物介護・園芸など)
・ものをつくる仕事①(機械製造・整備)
・ものをつくる仕事②(食物調理など)
・国際社会で活躍する仕事(旅行関係・ホテルなど)
・人を喜ばせる仕事(美容・理容・ブライダルなど)
・健康的な生活をサポートする仕事(体育・スポーツ)
・円滑な社会を創る仕事(営業・事務・ビジネス)
に分かれて、一人2つに分野について説明や実習を受けました。
次回は2/6です。次回はより実際の仕事に近い体験をします。
卒業式のご案内を配布しました
3学期も2週目にはいり、授業も軌道に乗りお正月気分も薄らいできた感じがします。
3年生は実質2週間で授業も終わってしまいます。残り少ない高校生活を充実したものにしてほしいと思います。本日、「卒業式のご案内」を3年生に配布しました。HPの保護者のぺージにも掲載していますのでご確認ください。
来週の木曜日は、1年2年進路行事です
3学期が始まりますと2年生はもう、進路が目の前に見えてきます。
来週の木曜日1/16は、2年生は「進路分野別見学会」を実施します。進学希望者は興味ある大学専門学校の様子を見学します。就職希望者は企業の説明を受け、アルバイトとは違う実社会の状況を理解するようにする行事です。
また、1年生は「職業体験授業」を行います。学校に様々な分野に直結する学校に来てもらい、自分の興味関心のある職業についての説明と体験をします。進路の幅を広げてもらえればと思います。
また、2年生は2/6には、「卒業生の話を聞く会」も実施します。
生徒は進路について考えだす時期になります。是非、ご家庭におかれましてもいろいろ進路について話してあげてください。
新年、3学期が始まりました
皆様、新年あけましておめでとうございます。今年も引き続き和光高校に対する温かいご支援とご指導をお願いいたします。事故の報告もなく無事に新しい年が迎えられたことに重ねて御礼申し上げます。
さて、本日から3学期が始まりました。生徒にも目標を持って努力してほしいと思います。
始業式校長講話では、歌人でもある細胞生物学者、の永田和宏先生「知の体力」という本から少し引用しながら「勉強する意義」ということを中心に話をしました。
ーーーー講話要旨--------------
〇挨拶
〇昨年の台風被害についての振り返りつつ、私たちのこれからの時間、将来の人生に起こることは、何が起こるか分からない想定外、不安定で、不確実で、複雑で、あいまい。なんとか自分の力で乗り越えていかなければなりません。答えのない問題は山積している、「問いは沢山存在しますがその問題に答えがあるとは限らない」ということ。
〇永田和宏先生「知の体力」という本より引用。
・「知識」を持つことの意味
問があっても答えがないという状態に耐える知性、答えがないということを前提に自分なりの解決策を見つけ出そうとする意志。それに目覚める必要がある。知識を持つことは大切なのだが、初めての体験に遭遇した時、その知識を活用するために、その知識が作り出されたプロセスを知ることが重要。読書にしても勉強にしても知識を広げることは自分を客観的に眺めるための新しい「場所」を獲得し、自分では持ちえない「時間」を持つことでもある。知識は役に立つことを前提に学ばれるものではない。一生使わない情報もあるかもしれない。しかし、いざというときに世界に対峙する情報を持っているかどうかは自らの信頼感に直結し、自信につながる。積極的に立ち向かえるか、消極的にしり込みするかを決める要素。知識をあらかじめ想定した場面においてしか考えないから役に立たないと考えてしまう。大切なのは、問題が起こったときに自分が持っている知識情報の総和としての活用の仕方が「知の体力」である。
・「失敗」のすすめ
限りなく繰り返される失敗の中に将来「知」を有効活用する戦略が隠されている。「果敢な失敗」に挑むときに周囲の助けも弊害。失敗の芽をあらかじめ摘んでしまうことは、成功への道を閉ざす。失敗体験こそが次の成功へと導く布石。手を差し伸べられている成功体験は成功体験ではなく、逆に依存体質を形成させるだけ。
〇3学期は1年間の学校生活のまとめの学期であり、仕上げの学期で、その意味では極めて重要な学期。進級、あるいは卒業というハードルが待ち構えている。
メジャーリーグの大谷翔平選手は、高校時代「目標設定シート」の話に触れ、特に進路選択に関わる場合は、安全をとるか、面白さをとるか、人生を左右する問題。面白さの選択は苦労や失敗を伴うことが予想されるが、自分の可能性を広げるために、学んで知識を増やして欲しい。
〇最後に、今年一年が、君たちのとっても、和光高校にとっても良い1年になることを期待しています。
皆様良い年をお迎えください。
年の瀬も迫り、令和元年も残すところあと二日です。大掃除をはじめお正月を迎える準備にお忙しいことと思います。
地域の皆様、保護者の皆様のおかげで和光高校も無事に1年が終わろうとしています。皆様の支えに感謝申し上げます。
昨今、働き方の問題がクローズアップされ、お正月をお休みにするお店も増えてきました。しかしながら、われわれの生活は「便利さ」に慣れてしまい、「利便性」が生活の「権利」と勘違いをしてしまって、「不便さ」が怒りの感情やトラブルを招いてしまういるようにも思います。
このお正月が、生徒達にも自分の生活を振り返えり、見直す契機としてもらいたいものです。
皆様、良い年をお迎えください。
2学期終業式実施
今日で2学期が終わりました。学校運営にあたり、保護者の皆様、地域の皆様、ご協力ありがとうございました。
終業式に先立ち、生徒会認証式と表彰式を実施しました。生徒会認証式では会長をはじめ14名の生徒会本部役員を認証し新たな生徒会がスタートしました。活躍を期待しています。
また、表彰式では、
第61回全国書道展 大賞1名・推薦2名 救急車適正利用啓発ポスター 優秀賞
和光市青少年育成作文 入選3名 強歩大会男子3位入賞者 の表彰を実施しました。よく頑張りました。
続いて行われた終業式での講話要旨は次の通りです。
〇生徒会企画「食堂の方に感謝の意を表す会」の開催と募金のお礼
〇2学期を振り返って(文化祭・体育祭・強歩大会・進路活動・就業体験・その他)
〇2学期の成績等についての激励と叱咤
〇ラグビーワールドカップに思うこと
・様々な国の人々が来日しグローバル化が本当に進んでいるという実感
・ラグビーが掲げる「品位・情熱・結束・規律・尊重」という基本原則が具現化されていたこと
・各国の代表が試合後に1列に並んで日本式のお辞儀をして感謝の気持ちを示したこと
・日本代表チームの選手の国籍は様々で31人中15人が外国籍ですが、並々ならぬ決意で日本代表を務めたこと
・台風19号の影響で日本対スコットランドの試合の開催が危ぶまれまれたときに、日本の組織委員会が行ったことに対する記事
・日本の「おもてなし」の在り方について
・来年の東京オリンピックパラリンピック開催に向けて
生と性の講演会~ダイヤモンド☆ユカイさんによる講演
「生と性の講演会」は毎年実施しているものです。本校では単なる性教育で終わることがなく、そこには、生きる生、生まれる生、生命の生が伴い、自分の生き方や、新たな生命について考えてもらう契機となるような講演を計画しています。
今年はテレビなどのメディアでも活躍されているダイヤモンドユカイさんを迎えてお話を頂きました。「埼玉県こうのとり大使」のダイヤモンド☆ユカイさんは不妊治療の普及活動をライフワークの一つとされていて、埼玉県健康長寿課と連携して講演をされています。「妊娠」「出産」「不妊」などに関しての正しい知識を身に付けさせ、自らのライフプランを考させるお話でした。
最後に歌のプレゼントもいただきました。
「食堂の方々に感謝を表す会」実施しました
生徒会の発案で、食堂の皆さんに感謝を伝えるプロジェクトを実施しました。日頃、胃袋を満たしていただいていることにありがとうと伝えたいということで、生徒会が全生徒に呼びかけ、募金を募りました。
本校の食堂は、数が出そうもない日でも、営業してくださり、採算度外視で、生徒たちに毎日美味しいものをつくっていただいています。本当に生徒も教員も満足しています。
そのような中、生徒が自発的に動き出しました。この企画を聞いたとき、嬉しい気持ちと同時に食堂の皆さんが生徒たちに親しまれていることを感じました。
会は大成功でした。予想以上に募金もあつまり、食堂の方々も非常に喜んでくれたようです。今後とも美味しい昼ご飯をよろしくお願いします。