校長室日記
「逞しさ」
今朝、昇降口でコンクリートの割れ目から一輪の花が咲いていました。近くには同じような花が幾つか。コンクリートのわずかな隙間から「逞しく」「誇らしげ」に咲いていました。
さて、ある雑誌に掲載されていた子供の「生活技術に関する調査」をみましたところ、次のような結果が示されていました。
・卵を割れない高校生 約25% ・急須でお茶を煎れることができない高校生 約25%
・雑巾を正しく絞れない高校生 80%以上
生活様式が変化する中で、生徒たちの生活技術にも変化が見えるようです。便利な世の中になり、不便さを感じる場面が少なくなってきました。日本では学校で清掃の時間を設けています。かつては教室の床を生徒たちが縦に並んで雑巾ダッシュをしていました。しかし、本校でも雑巾を使って清掃するという光景は殆どみません。便利な社会になる一方、不便さに対する耐性が失われているように感じます。
少し立ち止まって、不便さを感じそのなかで「逞しく」生きる力を育むことことが必要なのかもしれません。そこから「誇らしく」生きることができるのだと思います。
保護者の皆様へ~強歩大会について(開催場所の変更)
保護者の皆様へ 強歩大会の開催場所の変更についてのお知らせです。
先日の台風19号の影響で強歩大会を毎年実施している荒川河川敷・運動場がまだ使用することができません。
つきましては、実施場所や実施方法を変更して行うことにしました。詳細は、本日生徒に「強歩大会の開催について(お知らせ)」を配布しましたのでご覧ください。 →こちら(生徒・保護者の方のページ)にも掲載しています。
水道道路を挟んで本校北側にあります「和光市農業体験センター」周辺の道路を使用し、距離を短縮して実施します。学校で更衣をして現地に移動することになります。また、男女別の時間設定になりますので、お知らせの通知をご覧いただきますようお願いいたします。
ご理解とご協力をお願いいたします。
また、当日、お手伝いをいただく保護者の皆様、どうぞよろしくお願いします。
2週にわたり部活動体験を実施しました
学校説明会とともに、部活動体験を実施しました。
日程の都合で2週にわたりましたが、多くの中学生に参加していただきました。
野球・サッカー・バスケットボール・卓球・バドミントン・・・・、
美術、生物、吹奏楽・・・・
高校時代の部活動は必ず将来役立ちます。とりわけコミュニケーションが少なくなっているこの時代に異年齢で協力し合う経験は社会で生きるものだと考えています。
来年、本校のグランド、体育館、そして各教室で活躍してくれることを期待しています。
保育園実習を行いました
3年生の選択授業で「子ども文化」を取り入れています。将来、幼児教育等の専門分野に進学就職を希望している生徒たちが選択している科目です。
毎年、近隣の下新倉みどり保育園のご協力を得て実習を行っています。今年も5月からスタートした保育園実習ですが、5回の実習が昨日無事終了しました。ご協力・ご指導いただいた保育園関係者の方、そして快く迎えていただいた園児のもんなありがとうございました。生徒たちは将来に向けて貴重な体験をさせていただきました。
園児たちが、生徒たちに感謝の絵を描いてくれました。↓
国際理解教育講演会を実施しました
本日は、1年生の就業体験の最終日。特編授業で2年3年生には国際理解教育講演会を行いました。
先日、アメリカロングビュー市から和光市訪問団が、和光高校に来てくれました。日本の観光地を見てみると海外からの観光客が沢山来ています。ビジネスでも、メールやインターネットを通じて国際的な視野が必要とされています。また、オリンピックが来年日本東京で開催されます。これからの時代を生きる生徒には、地球規模の視野と国際貢献意識やボランティアマインドを持つことが要求されています。
本日は、JICA国際協力出前講座を通じて、講師を派遣していただきました。
講師の方は、2006年から2年間、青年海外協力隊としてルワンダで理数科教員となって活動をされていました。帰国後は、更に国際協力に取り組むべく、大学院で国際協力について学び、JICAでお仕事をされたあと、独立され、国際開発プロジェクトに取り組んでいらっしゃり方です。
講演は「カラフルワールド」と題し、私たちは世界の99%のことを知らない、また多角的な視点で物を見ないと真実は見えない、ということで世界の現状を生徒たちの人数に合わせて、生徒を立たせてお話をしていただきました。ルワンダの現状、生活・・・興味のあるお話でした。最後は、「共生」:人はカラフルだからよい、「夢」として生き方ライフスタイルを考えて欲しいとおっしゃってました。
多彩な経験から貴重なお話を聞かせていただきました。
和光市民まつりのお手伝い
毎年行われている和光市民まつり。今年は11月9日10日がメイン開催日でした。
毎年本校は部活動や有志で市民まつりのお手伝いをしています。今年は、9日(土)に放送部がステージの司会を務めました。また、10日(日)は市役所総務人権課のお手伝いとして「国際化推進・姉妹都市PRに関する展示」に昨年、アメリカ・ロングビュー市に訪問した生徒が一役を演じさせてもらいました。
多くの市民の方が通りすがりに本校の交流プログラムの展示を見ていただき説明をさせていただきました。
第2回学校説明会でした
本日は、第2回学校説明会と部活動体験を実施しました。
中学3年生にとっては高校受験まであと3か月、中学校では、三者面談のころでしょうか?
学校選択をそろそろ本格的に決めなくてはいけない時期になってきたかと思います。
学校選びの観点はたくさんあります。もちろん大学進学結果も一つの側面かもしれません。しかし、大学入試で難関大学に何人入ったかでだけで教育の成果が測られる時代ではなくなります。この先の未来を生きる生徒たちが、いかに働き、いかなる生活を営めるか、という視点が大切になってくると思っています。
本日も中学生の様子を見ていると不安に思っている人が多いようでした。この時期、心配なことも多々あると思いますが、今できることを頑張ってもらいたいです。
2学年が進路説明会を受講
1年生の就業体験中に、特編授業として「分野別進路説明会」を実施しました。
卒業後に進みたい分野、今興味のある分野について生徒が2つ選んでお話を聞きました。分野ごとの具体的な仕事の内容や勉強する事柄を知り、生徒に進路意識を向上してもらうことが目的です。今回は24の分野の専門の先生をお呼びしました。
2年生もいよいよ行きたい方向を定め準備をしていく時期になっています。いま、世の中の仕事の在り方やその分野の特徴も刻々と変化しています。最新の状況をつかんで進路に向かうことが大切です。
明日から1年生は就業体験です。
明日から1年生は就業体験に取り組みます。
日々技術革新が進む中で、10年後はきっと自動車の自動運転も進み、仕事の様相もいまと違ったものになっているに違いありません。生徒たちは機械やAIとともに働くことになります。AIや機械との差は、コミュニケーション、協調性、新たな発想力です。まずはこの就業体験を通じて、事業所の方、お客さん・・・多くのコミュニケーションを学んでほしいと思います。
本校は平成18年より「フレッシュ高校生社会体験プログラム」「自分発見!高校生感動体験プログラム」の実施校として、いち早く「就労体験活動」に取り組んでいます。今年度より「地域の多様な人材と連携による高校生自立支援事業」「就業体験推進校」の指定を受け、「就業体験活動」として継続しているところです。この経験を通じて、社会を構成する一員として自覚を高め、周囲の人や家族への感謝の気持ちを培うとともに、地域との交流を深めることを目的にしています。
米ロングビュー訪問団来校
本校では、和光市ロングビュー市のの姉妹都市交流に参加しています。今年は受入れの年でした。
本日、ロングビュー市の訪問団が本校を訪れ生徒たちと交流しました。今回は一般市民の他に二つの学校の高校生や先生も来ていただきました。
歓迎レセプションの後、まずは校舎案内です。日本の授業スタイルや職員室の存在など学校文化の差にも驚いていました。その後、書道体験、生徒にアシスタントに加わってもらいました。皆さん初めて筆と墨に挑戦です。日本流黙想から始まりました。横棒の書き方、縦棒の3種類を学び、漢字に挑戦です。目標は「和」と自分の名前を表す一文字を団扇に書いてもらいました。筆の使い方が難しそうでしたが楽しんでもらえたようです。
生徒達も異文化を知り、外国の方とコミュニケーションを取るいい経験になったようです。最後は写真を取り合ったり高校生同士仲良くなった様子でした。
【歓迎挨拶】
こんにちは。
Hello.I'm a principal IMANISHI in this school. Welcome to Wako High School. I'm very happy to meet you. How was your trip in Japan? Did you enjoy this time? I visited Longview city last year. I spent the greatest time with a lot of beatiful nature and warmful people.
Today, at our school, you will experience “SHODOU calligraphy”. Please try. and enjoy.
I hope you will have good time and memory at Wako High School and in Japan. Thank you
和光特別支援学校との交流会に行ってきました
今日は、年に一度の和光特別支援学校との交流会でした。10年以上にわたって実施している交流行事です。最近は、本校生徒が、和光特別支援学校を訪問して交流をしています。
開会行事では、お互いの校歌を披露し、特別支援学校の校歌も大きく体育館に響いていました。司会も、校歌の指揮も生徒自身が行っていました。本校生徒が各クラスに分かれ入り、ボッチャ対戦。一喜一憂、大変盛り上がっていました。
昼食後は、各クラスでの交流でした。
昨年度に引き続いて参加した生徒は、この交流会を楽しみにしていたそうです。特別支援学校の生徒の皆さんは、とても明るく、一つ一つの行動を丁寧に行っていました。とても和やかな気分にさせられた交流会でした。
松戸国際高校を訪問してきました
昨日、本校の3名の先生と一緒に千葉県立松戸国際高校を訪問し、授業見学のあと、その授業についての研究協議を行ってきました。
本校では、多様な学校の特徴のある授業を見せていただき、先生方の授業力の向上に、努めています。(昨年度は、千葉市立千葉高校、早大本庄高校に行きました。)
今回は、海外との交流が盛んで、外国語指導に力を入れている学校で、オールイングリッシュで授業が行われ、英語によるディベートを行っていました。その他の科目についても見学させていただき意見交換を行って参りました。
この情報を教員で共有し、本校の授業にも生かしていきます。
ラグビーワールドカップの日本チームの活躍に思う
ラグビーワールドカップで日本チームの活躍に日本中が感動しました。この期間に今までラグビーなんて見たことのないような人も桜のジャージを身にまとい、パブリックビューイングに行ったり、テレビに釘付けになったりしました。それは、日本チームのひた向きな姿勢だったり、諦めない姿であったり、チームのまとまりだったりに動かされたんだと思います。協力して一生懸命一途に取り組む姿は感動を呼ぶと思いました。
高校生は、このように一途に打ち込める対象を見つけることが大事になのだと思います。それが、ある科目の勉強だったり、部活動だったり・・・、将来に向けて興味関心を持つということに繋がります。
中間考査始まる
今日から2学期中間考査です。
教室を覗くと、真剣にテストに取り組む生徒の姿がありました。まだまだ本校の生徒は「自分を奮い立たせること」が足りないように思います。もちろん、普段の勉強に対する姿勢が大事なのですが、この期間中は、諦めないで頑張ってほしいと思います。
職員室の前の小さな机では生徒が先生を捕まえて質問していました。
ご家庭でも、寝坊などで遅刻することのないようご指導をお願いします。
津軽三味線~文化的行事を実施
本日は、津軽三味線ユニットの”あべや”さんにお越しいただき、文化的行事を実施しました。”あべや”さんのステージは古典芸能の堅ぐるしさは全くなく、楽しいものでした。生徒たちがお囃子を入れ、実際にステージに上がって一緒に踊ったり楽しく、盛り上がった90分でした。
「芸術」には、見えないものを見えるようにする力があるように思います。表面だけでなく内面に問いかけてくれるという点で、これからの時代には、「芸術」の存在は重要になると思います。
文化的行事の目的は、「生徒に、芸術に親しみ、触れる機会を提供することにより、感性や教養、興味を深め、豊かな心育てる」ことです。簡単に言うと、「今、ここで」しか味わうことのできない生の「本物の芸術」を体験することにより感性を磨いてほしいということです。本校では、3年周期で、様々な芸術をみんなに体感してもらうために行っています。今年は伝統芸能の順番ということで「津軽三味線」を聞いてもらいました。
本日も進路行事でした
1年2年ともに今日は進路行事でした。
1年生は、「就労体験を直前に控え、社会のルールと常識を知る」とともに進路意識を芽生えさせることを目標に、演劇型の講演会を実施しました。
「進路相談inマック ありがちな進路の勘違い」
「高校生と社会人、こんなに違うルールと常識」
早めに進路意識を持つことが大切、また、遅刻や欠席、服装などに関して高校生の甘い常識は社会では通用しないというお話を演劇スタイルで聞きました。
2年生は、先週、就職・専門学校・大学といった進路の違いを理解しました。そのうえで今日は、それぞれの分科会に分かれ今後のスケジュールや大切なことを学びました。
生徒たちは自分の進路ということで真剣な眼差しをむけていました。
台風19号被害にお見舞い申し上げます
3連休は台風19号の対応に追われたのかと思います。被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
土曜日の夜、今回の台風は、埼玉県にも大きな被害と影響を与えました。多くの市町村で、「レベル4」「避難勧告」「避難指示」という言葉が飛び交いました。皆さんも事前の準備を行ったとは思いますが想像以上のものだったのではないでしょうか。
今回は、風雨だけでなく河川の氾濫の危機を目の当たりにして、あらためて自然の驚異を思い知らされました。
私たちは災害をついつい他人事のように感じてしまいます。「避難勧告が出されたらどうするのか」「停電時の備えはできているのか?」など改めて考えておく必要があると感じました。
2年生進路講演を実施しました
3学期の進路見学会に向けて進路意識を醸成し自らの進路選択について考える機会として、本日の午後2つの進路行事を実施しました。
5時間目は、講師によるパネルディスカッション。大学・短大、専門学校、就職の各進路について大事なこと、どんな準備が必要なのか・・・・など話していただきました。3つのコースについて同時にパネルディスカッションが行われたので比較がよくできたようです。
6時間目は講演会。「生き方の授業~目の前のことに挑戦し本気で取り組もう」でした。
5つの質問に対し、それぞれの5人の方のエピソードを紹介し、その問いの一つの解答として紹介されました。
5つの筆問とは、Q1 何のために勉強しますか Q2 何のために働きますか Q3 何に本気になりますか
Q4 誰に感謝しますか Q5 学校の仲間はどんな存在ですか です。
例えばQ1では、「困難を乗り切るために勉強は必要。そして将来、誰かを幸せにするために勉強する。」が一つの解答でした。2年生の保護者の方は、他の答えについて生徒に聞いてみてください。
文化祭スナップ
文化祭の本の一こまを紹介します。
文化祭が盛況におわりました
暑い1日でした。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。楽しんでもらえたでしょうか?
あっという間に文化祭が終わってしまった感じです。生徒会の企画でエンディングも盛り上がってよかったです。
生徒たちの表情を見ていると楽しくそして満足した表情を感じました。思っていたような、発表や、販売ができたのではないかと思います。
予想以上に売るものがなくなってしまったクラス、暑い中お化けをやった人、また、思わぬハプニングもいっぱいあったと思います。それも、文化祭です。
クラスの展示では、趣向の凝らした装飾や催し物・・・。いたるところにアイデアが見られました。こうしたらいいんじゃないか、とみんなで考え、力を併せて試行錯誤を繰り返すことは大きな意味があると思います。
部活動では、吹奏楽部、写真部、書道部、美術部、家庭部、生物部、地学部、図書委員会・文芸部、漫研が、素晴らしい発表してくれました、ありがとう。書道部には先生たちの書いた書も飾ってありました。文化祭は文化部の発表の場でもあります。今後も頑張ってもらいたいと思います。
また、今年はプラネタリウムがありました。このように学校の中で科学的・文化的な発表や展示が増えると一層、充実した和高祭になっていくのではないかと思います。そして一層、思い起こす想像力と、創り上げる創造力を伸ばしてもらいたいと思います。
文化祭をリードしてきた生徒会の諸君、ご苦労様でした。
文化祭大賞 3-1
クラスPR賞 3-1 学年別優秀賞 1-4 2-6 3-1
部活動優秀賞 吹奏楽部